年収の壁とは、収入増によりいろいろな制度の優遇措置が受けられなくなり手取り収入が減るために、パート労働者等が勤務調整を行うときの考え方で、人手不足の原因の1つとされます。

政府は本年9月、年収の壁・支援強化パッケージという当面の対策の中で、130万円の壁への対応として「事業主の証明による被扶養者認定」というものを出しています。折しも協会けんぽでは令和5年度被扶養者資格再確認がなされている時期であり、また各健保組合でもホームページに説明が掲載されつつあります。制度は既に始まっていますので内容をご確認ください。つづきをPDF(news202311)で読む